6度目Vに向け白星発進 セレソン、北朝鮮に2―1=W杯

 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第5日の15日、北朝鮮と対戦したブラジル代表は2―1で同国を下した。白星スタートを切った伯国は、G組では同日午前のポルトガル対コートジボワール戦が0―0の引き分けだったため、グループリーグの首位に立った。

 6度目の優勝を狙う伯国は前半、5万人を超す観客のチアホーンにかき消されて選手間のコミュニケーションがうまく取れず、パスミスが目立って得点につながらなかった。
 流れを変えたのは55分、右サイドから切り込んだマイコンのシュート。センタリングを予想していたキーパーを欺き、ゴールラインぎりぎりの鋭い角度から先制点を挙げた。

 これで勢いづいた伯国は、シュートやドリブルに切れが出はじめ、全体のスピードもアップ。72分には、前日に29歳の誕生日を迎えたばかりのエラーノが、ロビーニョからのパスをダイレクトでシュート、2点目を挙げた。

 44年ぶり2回目出場の北朝鮮は予想通り、華々しさはないもののスピードを使ったコンパクトなサッカーを展開。ホン・ヨンジョとチョン・テセが左右に開く戦術で、前後半通じてチョンが何度も切り込んだがゴールとならなかった。

 試合終了前の89分、集中力を欠き気味だった伯国は、左からの攻撃を仕掛けた北朝鮮に初ゴールを割られたものの、2分のロスタイム中に失点を許さず、2―1のまま勝利した。
 先制点を挙げたマイコンは試合後、「エリアに入ったときは足が疲れていたが、夢中で蹴ったら入った」とゴールの瞬間を喜んだ。

 注目のカカーは調子が乗らず、77分でニルマールと交替した。総括では、北朝鮮相手に失点1という批判や、マイナス3度という体感温度(実際気温は2度)を考慮すればしかたないが、3点目を狙う積極性が欲しかったという声も上がった。
 2試合目のコートジボワール戦は20日午後3時半から。

2010年6月16日付

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