6犯罪組織のメンバーなど拘束 14州と連邦直轄区で捜査作戦

 ブラジル国内の14州および連邦直轄区で4日、国家犯罪組織撲滅グループ(GNCOC)により、犯罪組織メンバーなどを対象とした捜査作戦が実行された。合計で266通の勾留令状と203通の捜索押収令状が発行され、各地で執行されている。国内メディアが伝えた。

 GNCOCは、組織犯罪撲滅を目的として、各州検察局の組織犯罪対策特別行動グループ(GAECO)により構成されているグループ。4日の作戦は、サンパウロ州を拠点とするPCC(州都第一コマンド)、リオ・デ・ジャネイロを拠点とするコマンド・ベルメーリョなど国内の少なくとも6つの組織犯罪グループを対象に行われ、10州のGAECOが参加した。拘束された容疑者の人数などは同日午後の時点で明らかにされていない。

 令状は、アクレ、アラゴアス、エスピリト・サント、ゴイアス、マット・グロッソ・ド・スル、ペルナンブコ、パライーバ、パラナ、リオ・デ・ジャネイロ、ロライマ、リオ・グランデ・ド・スル、サンタ・カタリーナ、サンパウロ、トカンチンスの各州と連邦直轄区で執行されている。

 サンパウロ州では、PCCのメンバーと疑われる容疑者を対象とした59通の勾留令状のほか、同グループとつながりがあると疑われる人物が活動している不動産、商業施設を対象とした10通の捜索押収令状が計12市で執行されている。

 同州のマリオ・ルイス・サルッボ副検察局長は、同日の作戦について、幹部をはじめとした犯罪組織メンバーの拘束と、商業活動を利用した資金洗浄、市・州の公務員による汚職の撲滅を目的に、主に麻薬密売で活動するPCCの財政的な側面を対象としていると説明している。同氏は、犯罪グループ撲滅のため、検察と文民警察、軍警察が組織化されて活動していると説明している。

 同州のほか、トカンチンス州では、州都パルマスの暫定的被勾留者収容施設で、武器、麻薬、爆発物や移動通信機器の押収を目的とした探索活動も実行されている。

 連邦直轄区とゴイアス州サント・アントニオ・ド・デスコベルトでの捜索では、携帯電話や、PCCと関連するとみられるメモや記録が押収されたという。

2018年12月5日付

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