BRTにおける破壊行為 修復の支出は月80万レアルに=リオ

BRTにおける破壊行為 修復の支出は月80万レアルに=リオ
リオBRTのトランスカリオカ線(2016年7月)(Foto: Beth Santos/ PCRJ)

 リオ・デ・ジャネイロ市のBRT(バス高速輸送システム)を運営する企業連合(BRTリオ)によれば、リオ市内西部を通る同BRTトランスオエステ線では、停留所における破壊行為による被害の修復のための支出が1カ月あたり約80万レアルに上っている。こうした損害のため、最も多くの破壊行為が記録されているセザリオ・デ・メロ大通りでの運行が停止される可能性もあるという。アジェンシア・ブラジルが12日付で伝えた。

 セザリオ・デ・メロ大通りはカンポ・グランデ地区とサンタ・クルース地区を結ぶルート。治安上の問題を受け、同コンソーシアムでは22駅の閉鎖を検討しているという。閉鎖の場合、3万人の利用者が影響を受ける事になる。

 BRTリオのスージー・バロウシエル理事によると、既に閉鎖されている2駅を除き、破壊行為が繰り返し発生していてもこのルートの運行を継続してきたという。しかしながら、各企業の経営難により、路線に十分のバスを送り込む事ができなくなっている事も問題になっているという。

 トランスオエステ線は、リオ市西部と、バラ・ダ・チジュカ地区を結んでいる。BRTリオがこのルートの運行を担当しており、1日の需要に応じて運行計画を立てている。必要に応じて、行政府により契約された企業は、バスと労働力(特に運転手)を確保しなければならない。

 同線の場合、11社が参加している。バロウシエル理事は、「これらの企業は支払いが困難になっている。例えば、ディーゼル油供給業者への支払いが滞っており、全てのバスに給油する事ができない。また労働力を維持することも困難になっている。現在よりもバスの数が少なくなると、運行が実施不可能になる」と述べている。

 同理事は、バスの車両群が需要を満たせなくなるのは数日または数週間の問題だとの見方を示しながら、「管理上の決定ではなく、運行上の不測の事態である。セザリオ・デ・メロ大通りでの運行は、破壊行為による多大な損害と、無賃乗車による収入減のため、運行の停止が検討されている」と説明している。

 トランスオエステ線の破壊行為は、BRTリオにより市交通局(SMTR)に送付されたいくつかの書簡で既に扱われていた。BRTリオは、破壊行為を阻止するための警察活動強化、乗客を違法に輸送するバンのSMTRによる監視、違法商業に対する市警備隊の活動など、いくつかの措置を求めている。

 同理事は、BRTは官民パートナーシップであるものの、行政府が自身の役割を果たしていないと話す。同氏は、「我々は市役所に資金を求めている訳ではない。運行を継続できるよう、公的機関がそのルートで活動してくれる事を求めているだけだ。事態は深刻である。銃撃、放火、扉の破壊、外部からの投石など、通常の破壊行為ではない。公共保安の問題である」と説明している。

 既に閉鎖された2停留所のうちのビラ・パシエンシアの場合、15年に放火された後に再建されたが、配置された職員は初日に武装したグループに追い出された。停留所は再び破壊され、モニターやカメラ、電気製品などが持ち去られたという。

2017年11月15日付け

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