CBF「ビデオ判定」導入決定 サッカー全国1部 今季途中から

 ブラジル・サッカー連盟(CBF)審判委員会はかねてから国内大会における「ビデオ判定」の導入を計画し、委員会の代表者やブラジルの審判員らは今年に入ってから、パラグアイのアスンシオンにある南米サッカー連盟(CONMEBOL)本部で先週開催されたトレーニングをはじめ、このテーマについての理論的かつ実践的なトレーニングに参加してきた。

 そして、CBFのマルコ・ポロ・デル・ネロ会長は18日、「ビデオ判定」を導入することで回避することが可能な重大な誤審が新たに発生したことを受けて委員らと会合を開き、現在2017年シーズンの後半戦に入っている「ブラジル全国選手権1部」(Brasileirão Série A)で可能な限り早く「ビデオ判定」を導入することを決めた。CBFが同日発表した。

 この決定を受けて、CBF審判委員会のマルコス・マリニョ委員長は現在、詳細の詰め、そしてできるだけ早期の導入のために手を尽くしている。

 ブラジルのサッカー界ではつねに審判員のレベルが問題視されており、17日にも、コリンチャンスの選手が右腕でボールをゴールに押し込み、この1点によって対戦相手であるバスコ・ダ・ガマが試合を落とすという重大な誤審が発生した。その腕によるゴールに対してバスコの選手らは猛然と審判員に抗議したが、ゴール脇に陣取ってわずか2、3メートルの距離でその場面を目撃したはずのゴール判定審判員は、腕で押し込んだのではないとしてバスコ側の抗議を退けた。しかしテレビカメラは、ボールがコリンチャンスの選手の右上腕部に当たってゴールに吸い込まれていく様子をはっきりと捉えていた。

 問題のシーンを何度も繰り返しスローモーションで確認することができるテレビの視聴者らと違い、審判員らはグラウンドの中で、事が起こった瞬間を自身の目や耳で確認し、その場で判定を下さなければならない。そして残念ながら、審判員らが下すそれらの判定の中には、明らかに誤審と分かるものや首を傾げたくなるような「怪しい」ものが少なくないというのが実状だ。

2017年9月20日付け

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