JICA 伯国初の柔道ボランティア 17年度第3次派遣の竹谷さん

JICA 伯国初の柔道ボランティア 17年度第3次派遣の竹谷さん
竹谷さん

 JICAブラジル事務所(斉藤顕生所長)が発表したJICA日系社会ボランティア・2017年度第3次隊15人の1人、竹谷元太さん(23、神奈川)は、ブラジル初となる柔道ボランティアとしての赴任となる。

 柔道ボランティアが実現したのは、ブラジルのテメル大統領が2016年に訪日した際、安倍晋三首相と日本とのスポーツ全般の協力・振興を深める覚書を交わしたことがきっかけ。ブラジル公教育(学校教育)に柔道を取り入れていく試みをブラジル政府が推進しており、柔道を通じての人間教育にも力を入れていく構えだ。

 今回、同プロジェクトのパイロットとして着任したのが竹谷さん。赴任地のサンパウロ州バストス市のバストス柔道協会と協力して行う柔道教育を、ブラジル全土の学校教育に浸透させていくためのモデルケースにするという。竹谷さんは、バストス以外の他地域の指導も担っている。

 竹谷さんは、祖父に格闘技を勧められて柔道を始めて以来、13年の柔道歴を持つ柔道3段。5歳から40歳までの幅広い年齢層の生徒たちに、「(講道館創始者の嘉納治五郎の教えである)『精力善用』『自他共栄』をモットーに指導を行い、勝ちにこだわるだけじゃなく、精神的な部分も柔道教育を通じて伝えたい」と意気込む。

 竹谷さんは「学校柔道がブラジルに根付くように指導者を育成し、(自身が)帰国した後も、柔道教育が広まっていってほしい」と話し、「(20年の)東京五輪に、柔道ブラジル代表団の指導者の1人として帰国する夢もある」と胸の内を語った。

2018年2月8日付

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