18年は好調なスタート 4年ぶりに前年上回る

18年は好調なスタート 4年ぶりに前年上回る
国内新車販売台数(登録ベース、Fenabraveまとめ)

 ブラジル国内の新車市場は2018年、なかなかの好スタートを切ったと言えそうだ。全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日発表したデータによると、18年1月の新車販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスの合計で18万1263台と、17年1月を23.14%上回った。1月の販売台数が前年同月に対してプラスとなったのは、前年同月比0.37%増とわずかな伸びを記録した14年以来、4年ぶりのことだ。

 前の月との比較では、今年1月の販売台数は14.75%減と落ち込んだが、これを問題視する必要はない。「昨年12月に対する今年1月の落ち込みは、一般的に、進学費用や教材代、税金などといった、自動車の購入にブレーキをかけさせる諸々の支出が、消費者らの収入の年初における伝統的な行き先になっていることに起因している可能性がある」と自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長が説明するように、1月は年初特有の支出が消費者にのしかかることから、伝統的に他の月に比べて販売が振るわず、前の月に対して落ち込むものだからだ。

 むしろ、前月に対する今年1月の落ち込みは、新車市場にとって明るい材料だと言える。12月から1月にかけての落ち込みは15年からの3年間は27~31%台で推移してきたが、今年は10%台前半でおさまった。前月に対する1月の落ち込みが10%台前半となったのもやはり、14年以来、4年ぶりのことだ。

 同日付で伝えた伯メディアによると、自販連のアスンソン会長は今年1月の結果を受けて「今年初めの経済状況は昨年の年初とはまったく異なる。各種経済指標の改善によって新たなものに改められた見通しは、直接的に消費者の信頼感(景況感)に反映され、自動車市場にとって有利に働く。自販連は18年という年について楽観的な見通しを持っている。自動車流通業界は徐々にその通常のペースを取り戻すと我々は確信している」との声明を発表、新車市場復活への自信を見せた。

◆上位3社シェア拡大、GMは19%台に

 今年1月の販売台数が最も多かった車種は、乗用車はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。オニキスの販売台数は前年同月比15.5%増、前月比8.3%減の1万6058台、ストラーダは前年同月比21.8%増、前月比22.2%減の5372台だった。日本のメーカーが作る車の中ではトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの販売台数は前年同月比11.8%増、前月比31.7%減の4486台、ハイラックスは前年同月比15.3%増、前月比27.0%減の2934台だった。

 また、乗用車と軽商用車を合わせたメーカー別シェアの上位3社は、GM(19.31%)、フォルクスワーゲン(VW、15.01%)、フィアット(13.33%)といういつもの顔ぶれだった。これら上位3社のシェアはいずれも前の月に比べて大きく、GMは17年1月以来12カ月ぶりに19%台に乗せた。日本勢はトヨタ(8.10%)が6位、ホンダ(5.74%)が8位、日産自動車(3.85%)が10位という結果だった。前月に比べてシェアを伸ばしたのはホンダ(前月シェア5.53%)のみで、トヨタ(同9.33%)と日産自(同3.98%)はいずれもシェアを落とした。

2018年2月10日付け

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