19年のカーニバル 経済効果67.8億レアル、臨時雇用2.3万人

19年のカーニバル 経済効果67.8億レアル、臨時雇用2.3万人
サンパウロ市内の路上カーニバル(撮影/米沢心、2017年)

 2019年のカーニバル開幕まであと2週間と迫った15日、全国商業連合(CNC)は、今年のカーニバルは国内の観光サービス提供業者らの経済活動収入を2%増加させ、ブラジル全体に67億8000万レアル(約2034億円)の経済効果をもたらすはずだとの試算を発表した。伯メディアが同日付で伝えた。

 全国商業連合の見積もりでは、カーニバルに絡む季節的な需要増大に対応するために、今年1月と2月にはブラジル全体で2万3600人が臨時の人手として採用される。この数は18年同時期の臨時採用数(1万9100人)に比べて23.4%大きく、2万1200人だった15年以降で最大だ。そして、今年の臨時採用2万3600人の78%に相当する1万8400人の雇用は、フードサービス業によって生み出されるとみられている。

 カーニバルの経済効果はこのところ3年続けて落ち込んだが、今年は、インフレ率が低いことと国内旅行にとって有利に働くドル高が進んでいることがプラスに作用して、4年ぶりに拡大すると見込まれている。ブラジルの通貨レアルに対するドルの価値は現在、18年の年初に比べて約20%高い水準にある。

 今年のカーニバル期間中にはバーやレストランなどの外食部門で41億レアル(約1230億円)、バスなどの道路交通機関で8億5930万レアル(約257億円)、ホテルや民宿などの宿泊サービスで7億7430万レアル(約232億円)の売り上げが見込まれている。また、州別の経済効果はリオとサンパウロがそれぞれ21億レアル(約630億円)、19億レアル(約570億円)と飛び抜けており、これら2州が受けるカーニバルの恩恵はブラジル全体として見込まれている経済効果の62%に上る。リオ、サンパウロに次いで大きな経済効果が見込まれているのはミナス・ジェライス(6億1550万レアル、約184億円)、バイア(5億6190万レアル、約168億円)、セアラー(3億2000万レアル、約96億円)、ペルナンブコ(2億1760万レアル、約65億円)で、これら以外の州における経済効果はすべて合わせて10億レアル(約300億円)を少し超える程度とみられている。

2019年2月15日付

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