19年の新車市場 前年比10%増で好発進

 近年の経済危機によって一昔前の規模にまで縮小してしまったブラジル国内の新車市場は、2017年にゆっくりと回復を始め、18年には回復ペースを少し加速させ、そして19年の初めにはその傾向がしっかりと続いていることを示した。

 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が5日に公表したデータによれば、19年1月の新車販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせて19万9797台と18年1月を10.24%上回った。前の月(18年12月)に対しては14.81%減と落ち込んだが、自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長によれば、この落ち込みは「この時期の季節的な慣習」、つまり、例年見られることで特に気にかけるようなことではない。

 今年1月の結果は、19年の年間販売台数を18年比11.2%増の285万台とみている自販連の予想に力を与えるものだ。アスンソン会長は「年初早々のポジティブなパフォーマンスは19年に向けた我々の計画を力強くする」とし、「比較のベースがいまだに貧弱なものではあるが、(貧弱な数字に対する伸びであっても)拡大の再開は大歓迎だ」と率直に喜んでいる。

 19年1月に最も売れた車種は、乗用車部門はゼネラルモーターズのオニキス(GM ONIX)、軽商用車部門はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。オニキスの今年1月の登録台数は前年同月比17.3%増、前月比4.1%減の1万8842台、ストラーダは前年同月比10.8%減、前月比17.1%減の4790台だった。

 日本のメーカーが製造・販売する車種の中ではトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの販売台数は前年同月比9.2%減、前月比21.4%減の4075台、ハイラックスは前年同月比11.0%増、前月比28.1%減の3257台だった。

 また、乗用車と軽商用車を合算したメーカー別シェアの1~3位は、ゼネラルモーターズ(18.99%)、フォルクスワーゲン(VW、14.71%)、フィアット(13.72%)という17年1月と変わらない並びだった。日本勢はトヨタが8.60%で4位、ホンダが5.18%で8位、日産自動車が3.41%で10位だった。

2019年2月7日付

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