2月の鶏肉輸出 中韓向けの伸び目立つ

 ブラジル産鶏肉(生鮮肉および加工肉)の2019年2月の輸出は中国の需要に引っ張られて、量は前年同月比2.2%増の31万6900トン、額は同6.3%増の5億2600万ドルに上った。ブラジル動物性タンパク質協会(ABPA)が11日発表、伯メディアが同日付で伝えた。

 同協会は今年2月の鶏肉の輸出について「同月の注目は中国だ。中国は2月にブラジルの輸出先の中で首位に立った」としている。今年1、2月累計ではブラジル産鶏肉の最も大きな得意先はサウジアラビアだが、2月だけを見ると、中国向けの輸出量は18年2月比11%増の3万8800トンに上り、サウジアラビアを上回った。サウジアラビアは19年1月終盤以降、ブラジルの鶏肉処理工場5カ所からの輸入を停止させており、この影響が2月の結果に表れたものと思われる。

 同協会はまた、19年2月には韓国向けの輸出量も前年同月比24%増と大きな伸びを見せたと強調している。韓国向けの輸出拡大には、ブラジルの鶏肉処理施設を新たに4カ所、韓国側が認めたことが関係している。農業省によると、現在はブラジルの処理施設9カ所が、韓国への鶏肉輸出を認められている。

 同協会のフランシスコ・トゥッラ会長は「アジア諸国の衛生状況は、中国のケースのように、アフリカ豚コレラの発生がアジア地域の大きな市場で様々な食肉の需要への圧力となっている」「そのおかげでブラジルの輸出全体の収入は、輸出量よりも良好な伸びを見せている」と話している。

 ブラジル産鶏肉の19年1、2月累計の輸出量は前年同時期に比べて6.6%少ない59万8700トンにとどまった。そして輸出額は、中国向けが5%伸びたものの、全体としては前年同時期を3.6%下回る9億7910万ドルに落ちた。この2カ月間の主要輸出先3カ国は、輸出量全体の12.8%を占めたサウジアラビア、同12.4%を占めた中国、そして同10%を占めた日本だった。

2019年3月12日付

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