2010年5月1日付け

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 4月24日の第138回文協評議員会には、22人分の委任状を含めて80人が出席し、「今日は人数が多いね」との声も聞かれた。しかし、美空ひば りコンサートに関する詳細説明がなかったり、国士舘問題も先送りになったりと内容の無い会議に終始した。内容が無いと言えば、毎年6月に行われる芸能祭。 先日、その予選が行われたが、コメディー関連など一般には面白いと思える出場者がいても、文協芸能委員会が予選通過を許さない状況。「1年に1回の芸能祭 なんだから、出たい者が出たらいいじゃない」という声もある中で、芸能委員会そのものの体質が問われそう。

日伯交流年事業の一つとして2008年、柔道や剣道、なぎなた、弓道ほか計10種目を超える日本武道代表団が来伯した。その折に「ブラジルでの昇段試験は 日本に比べて甘い」という声を複数の種目の関係者から聞いた。広く普及させるためには止むを得なかったのでは、と苦笑していた。一方、ブラジルの茶道裏千 家では、名前に歴代家元の「宗」の字を入れることを許される段階の「茶名」まで日本の2倍程の期間を要するが、愛好者は多い。武道も茶道も日本を代表する 伝統文化だが、伝える者の心構え一つで伝わり方に大きな差が生じるものだなと、両者を見て思った。

先日、諸々の手続きを行うため久しぶりに聖市の連邦警察を訪れた。ブラジルに来たばかりの頃、RNE(外国人登録証)を申請するために書類を揃えて持って いっては、「○○が足りないから再度来てください」と言われ、合計3回も通うはめになって以来、ここには良い思い出がない。今回も3時間近く待たされた が、手続きは無事完了した。その際に「3時間も待った」ではなく「無事終わって良かった」と感じたモザイク子は、日本にいた時の感覚をすでに失い、ブラジ ル人の感覚になってしまったのかもしれない、とふと思った。
2010年5月1日付

 


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