2010年5月25日付け

 先日、九州ブロック運動会に参加したときのこと。某県人会長によると、ここ数年、日系主催の運動会に近隣に住むブラジル人が参加することが多いらしい。綱引きや玉入れなど日本人にとって当たり前の競技は彼らにとって新鮮であるらしく、運動会では率先して参加するとのこと。3世、4世の日本文化に対する興味が薄れる中、ブラジル人が日本文化に興味を持ってもらえることは喜ばしい。また、ブラジルで最も有名な日本語は「デカセギ」だが、「ウンドウカイ」も彼らの中でブラジル語になりつつあるとか。
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 本紙22日付の当欄でも伝えたように、イラク治安当局に拘束された国際テロ組織アルカイーダ系武装勢力のメンバーが、W杯で日本と同組のオランダとデンマークに対するテロ攻撃を計画し、警備の緩い南アに入国してそれぞれの国の代表チームを狙うつもりだったとことを明かし、実行されれば日本代表への影響もあったとゾッとさせた。そのアルカイーダに関してブラジルのメディアは24日付で、ブラジルのトラフィカンテ(麻薬密売人)と同組織との繋がりを連邦警察が掴んだとし、売人たちはアルカイーダの武装資金調達のためにドラッグを売っていると報じている。
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 リベルダーデでも海賊版DVDの販売をよく見かけるが、ブラジルは中国を凌ぐ海賊版天国らしい。中国といえば、今月1日から上海万博が開催され、早速PRソングで盗作疑惑が持ち上がったり、マスコットでも論議を引き起こした。2016年にオリンピックを控えるリオデジャネイロ。海賊版を販売する側にとって一番の稼ぎ時になると思われるが、どうかそれが現実にならないよう今から厳重に取り締まってほしい。そうしなければ中国を凌ぐどころか、「海賊版といえばブラジル」をオリンピックとともに世界に広めることになるだろう。
2010年5月25日付

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