2010年7月3日付け

 林さんがブラジルへのサッカー留学を決意した背景には、ブラジルのサッカーチームの芸術的プレーを見たことと、当時の日本サッカーチームはアマチュアで、ブラジルに8―0で大敗した悔しさが理由にある。その彼にとって、前回のドイツで開かれたワールドカップ(W杯)でアジアチームすべてが1次リーグで敗退、「今後アジア枠からのW杯出場枠が減らされるのでは」という懸念が現実味を帯びていた中、日本と韓国、アジア2チームが決勝トーナメントへ出場した功績は誰よりも喜ばしいことだろう。
     ◎
 W杯でのレフェリーによる誤審が続いたため、ビデオ判定などの新技術を導入すべきという声が高まっているが、個人的には反対だ。ゴールの判定を見誤るなどの重大な誤審は無いに越した事は無いが、そういう事もひっくるめてサッカーという競技ではないかと考える。かつてレフェリーをしていた時、「サッカーのレフェリーは野球の審判とは違う。アウト、セーフを判定するジャッジではなく、試合を演出するディレクターのようなもの」と指導された。だから場合によっては笛を吹かずに「流す」ことも必要だと。所詮、人間がやる事である。あり得ないミスが起こるのも人間らしくていいと思うが。
     ◎
 ブラジル─オランダ戦を裁いたのは日本の西村雄一主審、相楽亨副審と、韓国の鄭解相副審の3人だった。開始早々のブラジルのゴールをきっちりオフサイドと判定、危険なプレーをしたブラジルの選手に退場を命ずるなど、ブラジル人にとっては面白くない場面が多々あった。カーザ・デ・ポルトガルでも「ファウルを見逃し過ぎだ」「なぜファウル後のリスタートに時間をかけさせるのか」などの声が聞こえたが、試合終了後の同主審に対する評価は概ね良好だった。もしかしたら日本代表チームよりも審判団の方が早く決勝戦へ駒を進めるかもしれない。
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 米マイクロソフト社は6月30日、同社のオペレーションシステム「Windows XP」と「Windows Server 2003」を使用するコンピュータに対する攻撃が同21日以降急速に増加しているとして注意を呼びかけた。攻撃者が罠を仕掛けておいたサイトにユーザーがアクセスすると、別のサイトに誘導されてパソコンを乗っ取るウイルスやセキュリティー対策ソフトを無効にするウイルス、迷惑メールを送信するウイルスなどが勝手にダウンロードされるという。攻撃は世界中で確認されており、中でも米、露、葡、独、伯での攻撃が多い。攻撃を回避する方法は同社発表の情報を参照のこと。
2010年7月3日付

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