26日から国際巡回写真展 国際交流基金「東北―風土・人・くらし」

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、同センター移転記念事業の一環として巡回写真展「東北―風土・人・くらし」を今月26日から7月12日まで、サンパウロ文化センター(CENTRO CULTURAL-SP)のEspaço Flávio de Carvalho(Rua Vergueiro, 1000)で開催する。

 同展は、宮城県出身の写真評論家・飯沢耕太郎氏の監修のもと、東北にゆかりのある世代も表現も様々な10組の写真家による123作で構成される。

 1950年代~60年代の農村を撮影した千葉禎介、小島一郎。東北各地の民俗儀礼や祭り、強い土着性に迫った芳賀日出男、内藤正敏、田附勝。東日本大震災の被災も含め自らの個人史と懐かしい故郷の光景を重ね合わせる大島洋、畠山直哉。東北の美しい自然にカメラを向ける林明輝。縄文時代の遺跡を通じて日本人の精神の起源を探る津田直。伊藤トオルをリーダーに宮城県仙台市の「無名の風景」を集団で撮影した「仙台コレクション」のシリーズが展示される。

 2011年3月11日の東日本大震災発生から1年の節目に構成された同展覧会は被害状況のレポートではなく、様々な年代の異なる表現を使った写真家の視点を通して、東北の魅力を海外の人に伝えることを目指しているという。これまで中国をはじめ、イタリア、ドイツ、ロシア、メキシコの30カ国を巡回し、ブラジルでの同展はサンパウロ、クリチバ、マナウス、レシフェの各市で実施される。

 開館時間は、火曜~金曜=午前10時~午後8時。土日祝日=午前10時~午後6時(月曜休館)。入場無料。 

 問い合わせは、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(電話11・3141・0843、3141・0110)まで。

2017年5月19日付

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