3月のインフレ率0.75% 15年以降で最大の上昇

 政府が公式インフレ指標に指定しているブラジル地理統計院(IBGE)まとめの広範囲消費者物価指数(IPCA)によると、2019年3月のブラジル全体の物価上昇率は3月のものとしては15年以降で最大の0.75%だった。これは、0.43%だった前月に比べて物価上昇の勢いが増したことを示している。IBGE発表として伯メディアが10日付で伝えた。

 3月の結果により、今年に入ってからの物価上昇率は1.51%となった。また、今年3月までの12カ月間の物価上昇率は、政府が定める年間のインフレ目標の中央値(4.25%)を上回る4.58%となった。12カ月間のインフレ率が政府目標の中央値を上回ったのは18年10月以降では初めて。

 19年3月の物価上昇は主に食料品と燃料が引っ張った。IBGEは「3月の広範囲消費者物価指数の結果は飲食料品グループと交通グループの強い影響を受けた。二つ合わせて家計支出の約43%を占めるこれらのグループは、同月の物価上昇率の80%を担った」と説明する。1.37%の物価上昇を記録した飲食料品グループは同月のインフレ率(0.75%)のうちの0.34ポイントを担った。また、1.44%上昇した交通グループは同月のインフレ率のうちの0.26ポイントを担った。

 飲食料品グループの中で19年3月に著しく価格が上昇したのはトマト(前月比31.84%高)、ジャガイモ(同21.11%高)、カリオカ豆(同12.93%高)、フェイジョン・プレット(黒インゲン豆、同12.55%高)などだった。そして交通グループの中ではガソリン(同2.88%高)、エタノール(同7.02%高)、航空運賃(同7.29%高)の上昇が目立った。

 また、インフレ率全体に与えた影響は大きくないものの、今年3月にはホテル(同1.81%高)、旅行費用(同1.48%)といったカーニバル絡みの費用の上昇も見られた。

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