3月の鶏肉輸出 中東とアジア好調も9.5%減

 生鮮肉と加工肉を合わせたブラジル産鶏肉の2019年3月の輸出量は18年3月に対して9.5%減の34万500トン、輸出額は同4.1%減の5億6480万ドルだった。この結果により19年第1四半期(1~3月)の鶏肉輸出量は18年同期比7.6%減の93万9300トン、輸出額は同3.8%減の15億4300万ドルとなった。ブラジル動物性タンパク質協会(ABPO)が8日発表した。

 前年同月に対して10%近く落ち込んだにもかかわらず、同協会のフランシスコ・トゥッラ会長は楽観的だ。同日付伯メディアによればトゥッラ氏は「昨年の同時期を下回ったにもかかわらず、今年3月の輸出量は今年2月を上回っており、月次の拡大ペースを示している。今年3月の全体の平均価格は、とりわけ中東とアジアへの販売に引っ張られて、昨年3月を5.5%上回った」としている。

 今年3月の注目は、18年3月を23%上回る3万6300トンを輸入したアラブ首長国連邦だった。そしてカタールは、輸出量自体は7400トンと目を引くほど大きなものではなかったが、18年3月に対して40%増と激しい伸びを見せた。最大の得意先である中国への輸出量は18年3月に対して2%増の4万1700トンに上った。

 19年3月の主要輸出先10カ国・地域は中国(4万1700トン)、サウジアラビア(3万8300トン)、アラブ首長国連邦(3万6300トン)、日本(3万5100トン)、南アフリカ(2万7300トン)、欧州連合(2万300トン)、香港(1万7100トン)、イエメン(1万200トン)、クウェート(9400トン)、韓国(8400トン)。

◆牛肉輸出、ここ12年間で最大

 ブラジル肉輸出工業会(Abiec)の8日発表によれば、ブラジル産牛肉の19年第1四半期の輸出量は前年同時期を2.6%上回る40万5700トンに上り、第1四半期の輸出量としてはここ12年間で最大を記録した。ただし、輸出額は15億ドルと、18年第1四半期に対して5.6%縮んだ。

 今年第1四半期の主要輸出先の中で最も目立ったのは、量が18年第1四半期に対して6.2%増大した中国だった。同会のアントーニオ・ジョルジ・カマルデッリ会長は「この拡大ペースは今後数カ月間続く見通しだ」としている。

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