3月も前年割れ 国外旅行支出 縮小続く

 ブラジル人旅行者らによる国外旅行支出がまた前年を大きく下回った。ブラジル中央銀行(BCB)発表として伝えた25日付伯メディアによると、2019年3月のブラジル人による国外旅行支出額は前月に対しては1.8%増加したが、18年3月の15億2400万ドルに対しては13.1%減少、13億2500万ドルにとどまった。この額は、3月の国外旅行支出額としてはここ3年間で最も小さい。

 今年に入ってからのブラジル人の国外旅行支出は、1月は前年同月に対して15.6%減、2月は同7.3%減と縮小が続いている。3月の結果によって19年第1四半期(1~3月)の同支出額は18年同時期の49億32000万ドルに比べて12.5%少ない43億1600万ドルとなった。

 国外旅行支出の減少はドル高とブラジル国内の経済状況の直接的な影響を受けた結果だ。ロイター通信によれば、ドルはブラジルの通貨レアルに対して、今年3月だけで4.31%上昇した。この月間上昇率は18年8月(8.46%)以降で最も大きい。また、国内の経済状況は上向くどころか、3月には正規雇用が今年に入ってから初めて純減(4万3196人純減)するなど雲行きが怪しくなってきている。

 一方、外国人旅行者らによるブラジル国内での旅行支出は、19年3月は前年同月に対して4.2%増の5億6700万ドル、1~3月累計は18年同期比6.3%の18億1200万ドルだった。

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password