4月のインフレ率0.57% 上昇ペース減速

 政府が公式インフレ指標に指定しているブラジル地理統計院(IBGE)まとめの広範囲消費者物価指数(IPCA)によると、ブラジル全体の2019年4月の物価上昇率は0.57%と前の月の0.75%を下回り、物価上昇ペースの減速を示した。ただし、今年4月のインフレ率は18年4月の0.22%を大幅に超えており、4月のインフレ率としては0.61%だった16年以降で最も高い。IBGEが10日発表、伯メディアが同日付で伝えた。

 今年4月の物価上昇は主に保健・パーソナルケア分野(1.51%高)と運輸・交通分野(0.94%高)、飲食料品分野(0.63%高)によって引っ張られた。保健・パーソナルケア分野の中で価格上昇率が大きかったのは医薬品(2.25%高)、香水(6.56%高)、医療保険(0.80%高)だった。また運輸・交通分野の中では航空運賃(5.32%高)、都市部の路線バス運賃(0.74%高)、ガソリン(2.66%高)、軽油(1.31%高)の上昇が目立った。そして飲食料品分野の物価は外食費用(0.64%高)、トマト(28.64%高)、鶏肉(丸鶏、3.32%高)、タマネギ(8.62%高)、肉(0.46%高)が押し上げたが、カリオカ豆(9.09%安)と果物(0.71%安)の価格下落によってより大きな上昇は免れた。

 首都ブラジリアおよび全国の州都26市の中で今年4月の物価上昇率が最も大きかったのはセアラー州フォルタレーザ市(0.91%)、そして最も小さかったのはアクレ州リオ・ブランコ市(0.05%)だった。サンパウロ市とリオ・デ・ジャネイロ市のインフレ率はそれぞれ0.49%、0.46%と、同月のブラジル全体のインフレ率よりも低かった。

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