4月1日から法人格認可 JH第8回運営委員会で発表

4月1日から法人格認可 JH第8回運営委員会で発表
出席した運営委員の記念撮影

10カ月で約65万6000人が来館

 ジャパン・ハウス(JH、平田アンジェラ館長)運営委員会(野口泰委員長)による「第8回運営委員会」が、2月28日午前9時半からサンパウロ(聖)市のJH1階セミナールームで開催された。同委員会では、優先課題として4月1日からJHが法人格としてのステータスが正式に認可されることでの今後の政策について議論が交わされた。また、右肩上がりの来館者数の統計、11日にMASP、FIESPなど計7団体で互いのコンテンツ展示を行うイベント「PAULISTA CULTURAL」にJHが参加することも公表された。

 同委員会第1部では、JHが法人格としてのステータスを受けるに当たって、事務局の体制移行の説明、JHロゴ使用のルール、持続運営のための予算・収入面での経営方法が、優先課題として議論されたと野口委員長から報告された。

 平田館長は「新しい組織の中で、色々なものを取り入れていくには、総領事館を通じて外務省と連携し、コンセプトにはまったJH作りを、それぞれの国の習慣・文化の違いを話し合ってブラジルが望んでいるJHという方向に持っていかなければ」と思案する。

 第2部では、前回の委員会後のJHの運営状況・成果として、開催した企画・セミナーや今後開催される展示が公表された。

 来館者数は右肩上がりに伸びており、2月は過去最多の3万8048人が来館し、開館から2月25日までの約10カ月間で65万5688人の来館者数を記録している。

 昨年11月21日から2月18日までの来館者の統計では、18から34歳が60%、学生が43%、他州からが約21%、他国からが5・7%と若者の関心を引いていることがうかがえる。

 また、3回目以上の来館者が17・9%、友人の口コミで来館した人37・6%、友人に伝えている人69・7%との結果に。平田館長は「口コミで来館者を増やすことにも気を配っています」と話した。

 11日には、アメリカ・ニューヨークのミュージアム・マイル・フェスティバルという企画に習ったイベントとしてMASP、FIESP、SESC、Itaú cultural、Casa das Rosas、IMS、JHの7団体で、互いのコンテンツ展示を行う「PAULISTA CULTURAL」が行われる。

 野口委員長は「外国機関では唯一JHが選ばれている。JHがサンパウロの中でもシンボリックな文化施設になっていることの一つの表れ」と語る。

 4月3日から6月3日までは現代美術家・大岩オスカルさん(52、2世)の展示が開催されることも公表された。大岩さんは、東京に居住した11年間でアーティストとして確立した人物で、JHのコンセプトにも合致し、移民110周年に日系人の活躍を紹介する企画としての開催意義も語られた。

 また、聖州教育局とパートナーシップを結ぶJHでは、州立学校の夏季休暇期間に、聖州内陸部の14校から1984人の生徒が訪れ、日本文化に触れる機会を持った。

2018年3月9日付

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