5月の自動車生産27.5万台 輸出は前年比30%減

 2019年5月にブラジル国内で製造された自動車の数は、乗用車と軽商用車(ピックアップトラック等)、トラック、バスを合わせて、前の月に対して3.1%増、18年5月に対しては29.9%増の27万5700台に上った。5月の生産台数としては14年(28万1300台)以降で最も多い。ブラジルで自動車生産を行っている主要メーカー各社が加盟する全国自動車工業会(Anfavea、自工会)が6日発表、伯メディアが同日付で伝えた。
 18年5月に対する伸びの大部分は、昨年5月後半に発生したトラック運転手らの職務放棄によって説明がつく。昨年5月終盤には燃料価格の高騰に怒った全国のトラック運転手らが一斉に職務を放棄、それぞれのトラックを用いて全国の主要な街道を封鎖するなどといった抗議活動を展開、これにより国内の物流はマヒし、部品の供給を受けられなくなった自動車メーカー各社は生産停止を余儀なくされた。
 今年に入ってから5月末までの生産台数は18年同期比5.3%増の124万1000台。主要な輸出先であるアルゼンチンが経済危機に苦しんでいる影響で輸出が大きく落ち込んでいるため、生産台数の伸びはさほど大きくなっていない。
 自工会によれば、乗用車と軽商用車、トラック、バスを合わせた今年5月の輸出台数は、今年4月に比べて20.7%多かったが、18年5月に対しては30.7%減のわずか4万2100台にとどまった。今年1~5月累計の輸出台数は18年同時期に比べて42.2%少ない18万1600台にまで落ち込んだ。
 また今年5月の輸出額は、前月比17.9%増、18年同月比38.3%減の6億5130万ドル、1~5月累計は18年同期比46.4%減29億3200万ドル。

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