8月の貿易黒字 ここ3年間で最小

 2018年8月(23営業日)のブラジルの貿易は輸出が225億5200万ドル、輸入が187億7700万ドルで、収支黒字は17年8月に比べて32.5%小さく、8月の黒字額としてはここ3年間で最も小さい37億7500万ドルにとどまった。産業貿易サービス省が3日発表した。

 18年8月の輸出額は、1次産品が前年同月比16.4%増の104億4800万ドル、完成品が同35.1%増の98億1200万ドル、そして半製品が同24.2%減の21億1700万ドルだった。

 17年8月に対する1次産品の輸出額の伸びは主に大豆ミール、大豆穀粒、銅鉱石、原油、鉄鉱石、牛肉などがけん引した。完成品の輸出額は石油プラットフォーム、飛行機用エンジン/タービン、ヒーター/乾燥機及びそれらの部品、遠心分離器、飛行機、燃料油、鉄鋼製フレキシブル管、自動車用エンジン及びその部品、プラスチックポリマー、自動車部品などを中心に拡大した。半製品の輸出額は主に鉄鋼半製品、粗糖、皮革、鉄合金などの出荷額が縮小したことで大きく落ち込んだ。

 18年8月の主要輸出先5カ国は中国(58億7400万ドル)、米国(29億3400万ドル)、アルぜンチン(15億4700万ドル)、パナマ(13億3700万ドル)、オランダ(9億5600万ドル)だった。

 一方の輸入は、資本財の輸入額が17年8月に対して158.2%拡大したほか、燃料・潤滑油が同55.4%、中間財が同16.2%、消費財が同13.7%、それぞれ1年前の輸入額を上回った。資本財は主に石油プラットフォーム、貨物用車両、機械装置、ヘリコプターなどの購入額が増大、消費財は乗用車、免疫学的製品、殺菌剤、血液製剤、医薬品、ビデオゲーム機、スポーツシューズなどの輸入額が膨らんだ。

 今年8月の主要輸入元5カ国は中国(50億8700万ドル)、米国(26億3400万ドル)、アルゼンチン(11億7800万ドル)、ドイツ(9億8100万ドル)、メキシコ(4億7400万ドル)だった。

 18年1~8月累計の黒字額は378億1100万ドル。17年同時期の黒字額480億8700万ドルに比べて100億ドル以上少ない。これは昨年に比べて輸入額が大幅に増加していることに起因する。1営業日当たりの取引額で比較した場合、18年1~8月の輸出額は17年同時期に比べて8.3%大きくなったが、輸入額はその3倍近い23.1%の増大を見せた。

2018年9月7日付け

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