8月の黒字、過去最大に 年累計は昨年を上回る

 2017年8月(23営業日)のブラジルの貿易は、輸出が194億7500万ドル、輸入が138億7600万ドル、収支黒字は8月としては過去最大の55億9900万ドルに上った。これで年初来累計の黒字額は481億900万ドルとなり、あと4カ月を残して、過去最大記録を塗り替えた16年の年間黒字額(477億ドル)を超えた。産業貿易サービス省が1日発表した。

 今年8月の1営業日当たりの輸出額は8億4670万ドル、輸入額は6億330万ドル。16年8月に対して14.7%増、8.0%増といずれも拡大した。
 輸出額は1次産品が前年同月に対して24.2%増と大きく伸びたほか、半製品と完成品もそれぞれ3.4%、9.7%、16年8月を上回った。また、輸入額は燃料・潤滑油が昨年8月に比べて56.6%増と激しく膨らんだほか、機械装置(6.6%増)、中間財(4.8%増)、消費財(1.0%増)なども増えた。

 また、1~8月累計の輸出額は1459億4600万ドル、輸入額は978億3700万ドルだった。16年8月に対して輸出額は18.1%増大、輸入額も7.3%伸びた。同省統計・輸出支援部門のディレクター、エルロン・ブランダン氏は「黒字は貿易の二つの動きの増加にともなって増加している。もちろん輸入は国内需要に依存し、徐々に回復してきている。そして輸出は、穀物の過去最大の収穫と石油、鉄鉱石の生産拡大並びに価格上昇の両方によって追い風を受けている」と話す。

 今年1~8月に輸出額が大きく伸びたのは原油(前年比101.6%増)、鉄鉱石・鉄鉱石濃縮物(同62.1%増)、大豆(同19.7%増)、乗用車(同53.1%増)、粗糖(同22.8%増)。一方の輸入額は燃料油(同88.5%増)、石炭(同119.6%増)、集積回路(同48.0%増)、ナフサ(同38.2%増)、ガソリン(同107.0%増)、エタノール(同276.1%増)の伸びが目立った。

2017年9月9日付

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