8月小売 ここ4年間で 最良も加速示さず

 ブラジル地理統計院(IBGE)の11日発表によると、2018年8月のブラジル全体の小売売上高は前の月に対して、季節調整後の値で1.3%拡大した。この伸びは大方の専門家らの予想を上回るもので、8月の結果としてはここ4年間で最も良い。しかし、今年8月の結果では依然として、緩慢な経済活動と高い失業率という厳しい環境のせいで、小売業界の加速は示されなかった。

 17年8月との比較では、今年8月の小売売上高は4.1%の伸びを示した。これは、前年同月に対する8月の伸びとしては、13年8月に記録した6.2%以来の高水準だ。

 このように好結果を残したにもかかわらず、ブラジル国内の経済活動は、大統領選挙に伴う不透明な環境が失業率を高い水準にとどめ、そして購買の勢いを抑え込んでいるという状況の中で、より強力なペースで進むことにおいて依然として困難にぶつかっている。同日付伯メディアによると、IBGEの調査責任者は「8月の結果は傾向が反転したとか逆転したとかいうことではない。8月に起こったのは、(5月末の)トラック運転手らの職務放棄によって小売業界が被った損失の回復だ」と説明し、「これは重要な結果だった。しかし、小売がこれから加速することを示唆するものではない」と話している。

 IBGEが調査上分類している小売8分野の中で今年8月に特に大きな伸びを見せたのは繊維・衣料品・履物(5.6%増)、燃料・潤滑油(3.0%増)、家庭用品・雑貨(2.5%増)、家具・家電製品(2.0%増)だった。IBGEは、衣料品・履物と家庭用品は「父の日」に関連して動いたほか、8月の気温が低かったこともまたプラスに作用したなどとしている。

 小売8分野の中では唯一、書籍・新聞・雑誌・文房具分野だけが、今年8月に売上減少(2.5%減)を記録した。

2018年10月12日付

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