9月は実質4.6%増収 クリスマスは「経済的」に

 ブラジル全国のスーパーマーケット業界は2017年9月、前年同月に対して実質4.58%の売上増を記録した。1~9月の売上高は16年同時期に対して実質1.11%増。ブラジル・スーパーマーケット協会(Abras)発表として伯メディアが10月30日付で伝えた。

 インフレの影響を排除しない名目値では、17年9月の売上高は16年9月に対して7.25%増、また、1~9月累計は前年同期比4.84%増だった。

 同協会は17年の年間売上高の伸びを前年比実質1.5%増と見込んでいる。9月を終了した時点での伸びはその水準まで届いていないが、同協会は実質1.5%増という予想をそのまま維持している。

 今年の年末時期の売り上げについて同協会は、実質値で0.27%、名目値で8.34%、それぞれ昨年を上回るとみている。

 同協会の分析によれば、スーパー業界では楽観的に見ている経営者の数が増加したが、それでも、今年の年末時期の販売に関して慎重になっている経営者が大半を占めている。スーパー経営者らは昨年のように、クリスマスはブラジルの各家庭にとって「より経済的なもの」になるとみている。予想では、鶏肉やビールなどといったより安価な製品分野の売り上げは大きくなるが、七面鳥などより高価なアイテムの実質売り上げは落ち込む。

 同協会のジョアン・サンゾボ・ネト会長は声明の中で「政治と経済の情勢がいまだに人々の中に不確実性を生み出しており、人々は消費に対して依然として慎重で、より低価格な製品を選んでいる。成長の再開は、17年には、我々が望んでいた形では訪れなかった」との見解を示した。

 電気電子製品といった非必需品など、いくつかの消費分野がより加速された売り上げの伸びを示しているにもかかわらず、スーパーマーケットはいまだに販売ボリュームの回復を目にしていない。同協会が発表した市場調査会社ニールセン(Nielsen)のデータは、ブラジルのスーパー業界では今年6月までの時点で、年累計の販売ボリュームが5.2%落ち込んでいたことを示している。

 スーパー経営者らは、自宅の中で消費する食料品への支出を合理化し続けている消費者らには、食料品価格の下落はいまだに認識されていないと分析している。

2017年11月4日付

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