9月最大の黒字に、輸入拡大「景気回復を示唆」

 2017年9月(20営業日)のブラジルの貿易黒字は9月のものとしては史上最大の51億7800万ドルに達した。この結果により、年初来累計の黒字額も9月単月と同様に、1~9月のものとしては過去最大の532億8300万ドルに拡大した。産業貿易サービス省が2日発表した。

 17年9月の輸出額は186億6600万ドル、輸入額は134億8800万ドル。1営業日当たりの額で見ると、輸出額(9億3330万ドル)は前年同月比24.0%増、輸入額(6億7440万ドル)は同18.1%増。同省のアブラン・ネト通商局長は「輸出と輸入の両方が拡大して黒字になっている。輸出はすべての製品分野において、金額だけでなく数量も拡大した。また、輸出業者の数も増えた」としている。

 今年9月の輸出額は大豆穀粒が前月比178%増と激しく増大したほか、トウモロコシや乗用車、地ならし機、飛行機用エンジン及びタービンなどが大きな伸びを示した。一方の輸入額は、12年1月以降で初めて、10カ月連続での拡大を記録した。ネト局長は輸入額の拡大について「景気回復を示唆するプラスの指標だ」と評価している。

 17年の年間黒字額について、産業貿易サービス省は600億ドルと予想しているが、ネト氏によると、この予想値は上方修正されることになる。また、ブラジル中央銀行(BCB)は610億ドルと予想。ブラジルの金融市場は620億ドル(中銀調べ)を見込んでいる。

2017年10月7日付

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