9月貿易黒字49.7億ドル 1次産品輸出21%伸びる

 2018年9月(19営業日)のブラジルの貿易は輸出が190億8700万ドル、輸入が141億1600万ドル、収支は49億7100万ドルの黒字だった。産業貿易サービス省が1日発表した。

 同月の1営業日当たりの取引額は、輸出は9億1250万ドル、輸入は7億660万ドル。輸出額は17年9月の平均に対して7.7%増、前月の平均に対して2.5%増と伸びた。一方の輸入額は前年同月に対しては10.2%増と増大したが、前月に比べて9.0%縮んだ。

 輸出額は、1次産品と半製品がそれぞれ21.1%、3.0%、17年9月を上回ったが、完成品は4.2%落ち込んだ。1次産品では主に原油(前年同月比102.8%増)、大豆ミール(同37.5%増)、牛肉(同33.1%増)、大豆穀粒(同19.7%増)、コーヒー豆(同17.7%増)、鉄鉱石(同15.4%増)などで、また半製品では主に大豆原油(同644.9%増)、鉄鋼半製品(同97.8%増)、パルプ(同28.0%増)、製材品(同26.6%増)などで出荷額の拡大が見られた。完成品の中では主に精製糖(同51.1%減)、貨物用車両(同35.2%減)、乗用車(同29.7%減)、非冷凍オレンジ果汁(同25.9%減)、エンジン/発電機(同21.7%減)、飛行機(同21.3%減)、トラクター(同21.3%減)などの出荷額が縮小した。

 18年9月の主要輸出先5カ国は中国(51億8700万ドル)、米国(26億6500万ドル)、アルゼンチン(9億2700万ドル)、オランダ(6億8200万ドル)、チリ(6億500万ドル)で、これら5カ国だけで同月の輸出額全体の52%を占めた。

 一方、今年9月の輸入額は、燃料・潤滑油が17年9月に比べて24.7%増と大きく膨らんだほか、中間財(同10.0%増)、資本財(同5.9%増)、消費財(同1.1%増)でも増加が見られた。燃料・潤滑油の中では主に原油、天然ガス、飛行機用ケロシンなどの購入額が増大した。中間財の中では主に鉄鋼製フレキシブル管、塩化カリウム、尿素、鉄鋼廃棄物、飛行機部品、小麦/小麦混合品などで輸入額の増大が見られた。また資本財の中では主に貨物用車両、機械装置、ヘリコプター/飛行機などの、消費財の中では主に自動車、医薬品、血液分画物、免疫学的製品、オリーブ油、携帯電話機などの購入額の増加があった。

 今年9月の主要輸入元5カ国は中国(25億5300万ドル)、米国(24億2300万ドル)、アルゼンチン(9億3300万ドル)、ドイツ(8億8900万ドル)、メキシコ(4億5000万ドル)だった。

 9月の結果により年初来の貿易黒字は426億4800万ドルとなった。18年の貿易黒字額について、産業貿易サービス省は500億ドル程度と予想、ブラジル中央銀行(BCB)は553億ドルと見ている。また、BCBがまとめた最新の調査結果によると、ブラジルの金融市場は546億ドルを見込んでいる。

2018年10月6日付け

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