AOTS・ド・ブラジル 新会長の島袋氏が訪日 中小企業の進出支援も

AOTS・ド・ブラジル 新会長の島袋氏が訪日 中小企業の進出支援も
「笠戸丸表彰」の記念プレートを見せる島袋新会長と平井前会長(左から)

 海外の産業人材育成を目的に、日本で研修員の受け入れなどを行っている一般財団法人・海外産業人材育成協会(AOTS)の伯側団体であるAOTS・ド・ブラジルの新会長に、今年から沖縄県人会会長の島袋栄喜氏が就任している。昨年まで累計6年間、会長を務めた平井パウロ氏ともに来社し、同団体の活動紹介とともに16日から訪日することなどを報告した。

 両氏によると、AOTSの海外関連団体は世界40カ国72の地域にあり、ブラジルだけで約2000人の研修生OBが会員になっているという。

 1970年代頃までは約1年間の日本での研修を行っていたが、それ以降は研修する業種によって10日から数カ月と期間が縮小され、現在もブラジルから年間20~30人の研修生が適宜、訪日しているそうだ。

 世界的なネットワークもあり、昨年11月にはペルーで南米大会が開催され、来年には東京で世界大会が開かれる予定だ。

 また、AOTSからは、日本の中小企業をブラジルに進出させるための協力を依頼されているとし、平井前会長は「日本の中小企業の海外進出はヨーロッパに比べて半分ぐらいと少ないが、ブラジルの研修生OBの中には幅広い分野でビジネスを行っている人も多いので、民間ベースで企業間交流もできる」と自信を見せる。

 今年から初めて会長に就任した島袋氏は16日から1週間、訪日するに際して「日本からの中小企業進出支援として、何ができるかを考えていきたい」と意欲を見せていた。

 なお、移民110周年を記念したこの度の「笠戸丸表彰」でAOTS・ド・ブラジルと、平井前会長も表彰されたという。

2018年9月15日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password