BRF社関連施設を捜査 食肉検査データ改ざんの疑い

 連邦警察は5日、食肉加工大手BRF社の関連施設で食肉サンプル検査データの改ざんが行われていた疑いで強制捜査を実行した。同日の捜査では、同社元役員など11人に対し一時勾留令状が執行された。国内メディアが伝えた。

 今回の捜査では、BRFの検査施設で、農牧供給省による監査を避ける目的で、サルモネラ属の細菌の存在や量に関連したデータを隠し、連邦衛生検査制度(SIF)に虚偽のデータを提出していた疑いが調べられている。捜査によれば、少なくとも2012年から15年の間、同社の役員や製品品質管理部門の専門家などの承認の下に、この不正が行われていたとみられている。

 農牧省は同日、捜査対象となっている4処理施設の製品について、11カ国および欧州連合への輸出を停止した。また、不正に関与した疑いがもたれている5カ所の検査施設について、捜査が終了するまで検査を行うことを認めない措置を採った。5施設のうち3施設は農牧省の認定を受けた施設で、今後認定を取消される可能性がある。

 5日の強制捜査では、勾留令状のほか、27件の強制連行令状、53件の捜索押収令状が発行され、パラナ、ミナス・ジェライス、サンパウロ、リオ・グランデ・ド・スル、ゴイアス各州で執行された。捜査対象者は、文書偽造や犯罪グループ形成、公衆衛生に対する犯罪などの容疑が調べられている。

 サルモネラ菌は鳥類などの腸内に生息する細菌の一種で、高温で処理することで死滅する。適切な処理を行えば、消費者のリスクは最小限に抑えられる。

2018年3月7日付け

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