F1開催地問題 20年はサンパウロで決着

 ジャイル・ボルソナロ大統領(PSL=社会自由党)とサンパウロ州のジョアン・ドリア知事(PSDB=ブラジル社会民主党)の間でここ数日の間“綱引き”が続いていたフォーミュラワン(F1)2020年ブラジルグランプリ開催地問題について、ブラジルのインターネットメディア「UOL」は13日、F1世界選手権の運営・放映権管理などを統括する企業グループ「フォーミュラワン・グループ」のチェイス・ケアリーCEO(最高経営責任者)に直接話を聞いた結果として、21年以降の開催地を決めるレースはまだ決着がついていないが、20年のグランプリはこれまで通りサンパウロ(インテルラゴス・サーキット)で開催されると伝えた。

 ケアリー氏はUOLのインタビューに対し「我々には20年(の開催)のためにサンパウロと結んだ契約がある」と述べて、20年の大会はサンパウロで開催されると確約した。つまり、ボルソナロ大統領が8日に発表した「リオ開催」を否定した。

 そしてケアリー氏は「我々はサンパウロとの良好な関係を築いている。しかし21年に何をすべきか、これを解決しなければならない。我々は(サンパウロ市とリオ市の)両方の都市と交渉中で、両市の関心を評価している。ブラジルは我々にとって重要な市場であり、我々の歴史の重要な一部だ。我々はこれらの交渉を前進させて決断を下すことにわくわくしている」と続け、21年以降の開催地についてはまだ白紙の状態だと明かした。

 ボルソナロ大統領の「20年はリオで開催」という発言は一体何だったのか。一国の大統領が公の場で行った発言だけに、どこかで耳にした根も葉もない噂話を鵜呑みにした大統領がうっかり発表してしまった、などということではないだろうが、真相は不明だ。現時点で確かなのは、結果的に世間をムダに混乱させる発言になってしまったということだ。

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password