GDP0.2%拡大 IBGE「まだ回復と言えない」

 ブラジル地理統計院(IBGE)が1日公表したデータによると、2017年第2四半期(4~6月)のブラジルの国内総生産(GDP)は1兆6390億レアル(約57兆3650億円)と、今年第1四半期(1~3月)に対して0.2%拡大した。前の期に対する拡大はこれで2四半期連続。

 また、16年第2四半期に対しては0.3%の伸びを記録した。四半期のGDPが前年同時期に対して拡大したのは3.5%増を記録した14年第1四半期以来、13四半期ぶりのことだ。

 しかし、IBGEはこれらの結果を踏まえた上で、ブラジルの景気が回復しつつあると言うのはまだ不可能だとしている。同日付伯メディアによると、IBGEで財やサービスの生産及び消費と収入の創出、流通、利用などを分析する部門のコーディネーター、レベカ・デ・ラ・ロッケ・パリ氏は「これはプラスの変化だ。我々はこれを成長とは呼ばない。我々は(伸びが)0.5%を超えた時に成長と指摘する」と説明。「我々は景気の上昇サイクルの中にいる。しかしまだ回復と呼ぶのは無理だ」と話している。

 エンリケ・メイレレス財務相は今年第2四半期のGDPが前の期に対して0.2%拡大したというIBGEの発表を受けて、この結果はブラジルがその歴史上で最もひどい不況を乗り越えていることを確認するものだとの見解を示した。同相は声明で、経済活動の再開は今後数カ月の間に強化されるはずだとし、「我々は強く、しっかりとしたペースで18年に入る。我々はこの拡大が長期で、持続的で、ブラジルの人々のために雇用と収入を生むものになることを確実にするために取り組み続ける」と述べた。

 同相はさらに、高いインフレ率と失業率を記録し、GDPが2年間縮小し続けた後、今年第1四半期と第2四半期に連続してプラス成長を記録したことに触れ、「企業各社は雇用を再開している。低いインフレ率と一貫した金利の低下は家計消費の再開に寄与している。IBGEは、家計消費が9四半期縮小した後、拡大を再開したことを示した」と評価した。

 IBGEが公表したデータによれば、17年第2四半期の家計消費は前の期に対して1.4%拡大した。

2017年9月9日付

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