SP州零細・小規模企業 7月実質売上3.4%マイナス

 サンパウロ州内の零細・小規模企業全体の2018年7月の実質売上高が17年7月実績に対して3.4%落ち込んだ。同州の零細・小規模企業は今年に入ってから5月まで、5カ月連続で前年同月を上回る数字を残してきたが、6月に前年同月比0.5%減と今年初めてのマイナスを記録、そして7月にはさらに大きく沈んだ。零細・小規模企業支援サービス機関サンパウロ州支部(Sebrae―SP)の調査結果が示しているとして伯メディアが14日付で伝えた。

 今年7月の同州零細・小規模企業の売上高は合計617億レアル(約1兆7893億円)だった。

 州内の地域別に見ると、サンパウロ市近郊の工業集積地であるABCパウリスタ地域を除く全地域で、17年7月に対する落ち込みが観測された。特に、サンパウロ市内では前年同月比13.9%減と、州内地方部での落ち込み(同5.5%減)の2.5倍を超える落ち込みを記録した。

 これらとは逆に、ABCパウリスタ地域の零細・小規模企業の売上高は17年7月に対して21.5%の伸びを見せた。ただし、この大きな伸びについて同調査は、比較の対象である17年7月の数字が貧弱なものだったことによるものだと説明している。ABCパウリスタ地域の零細・小規模企業の17年7月の実質売上高は、同機関が調査を開始した1999年以降で最も小さなものだった。

 自社の業績の先行きについて、サンパウロ州内零細・小規模企業の経営者の半数近く(47%)は、この先6カ月間の売り上げは安定(横ばい)するとみている。売り上げが拡大するとの見方を示したのは経営者全体の28%、売り上げが落ちると答えたのは5%だった。

 また、ブラジル経済全体の先行きについては全体の52%が安定するとの考えを示し、悪くなるとの見方を示したのは8%だった。

2018年9月22日付

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