SP市内バス強盗が増加 18年は毎月27件発生

 多くの人が通勤や通学の足として毎日利用するサンパウロ市内の路線バスを狙った強盗事件が昨年、増加した。

 日本の人達には想像し難い犯罪かもしれないので念のため分かりやすく説明すると、路線バスを狙った強盗というのは多くの場合、銃などの武器を持った複数の強盗犯が乗客を装ってバスに乗車し、頃合いを見計らって強盗であることを告げ、乗客及び乗員から金品を奪って逃走する、というものだ。制服を着用していない非番の警察官が客として乗車していた場合は、バスの中で強盗犯と警官が撃ち合いを始めることもある。

 16日付伯メディアによると、サンパウロ市の委託を受けた複数の民間業者が運行する同市内の路線バスを監督するサンパウロ市交通公社(SPTrans)の記録では、2018年には同市内の路線バスを狙った強盗事件が318件確認された。平均すると、昨年は毎月約27件の路線バス強盗が確認されたということになる。17年に記録された路線バス強盗事件は291件、1カ月当たりの平均は約24件だった。

 同公社によると、19年に入ってからの路線バス強盗は3月末までに45件が確認されている。

 路線バス強盗犯らの狙いは主に携帯電話だ。同州の警察が逮捕した路線バス強盗の一味は、捕まるまでの10カ月の間に約1000台の携帯電話を強奪していた。また、今月15日に逮捕された男は、薬物中毒者にバス強盗をさせて携帯電話を盗ませていた。この男は薬物中毒者に対して薬物を手に入れるための金を貸し、その金を返済できない薬物中毒者に対して、金を返せないのなら強盗をやれと命じていた。

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