展望

サンパウロ新聞の新たな挑戦

「ブラジルに移住した日本人、その子孫である日系人は、日本人の持つ素晴らしい資質、日本の精神文化を通し、ブラジルの発展に貢献してくれました。日本移民100周年は我々ブラジル社会が日系社会とともに祝いたい」----。 ブラジルに移住した日本人の先人たちがこの地で築き上げた信用と信頼が、この言葉に凝縮されています。2008年、ブラジルに住む日本人及び日系人は、最初の日本人がこの地に移住して100周年を迎えました。このとき、ブラジル社会がこぞって移民100周年祭を盛り上げてくれました。

1945年、第2次世界大戦が終了直後、ブラジルの日系社会は、日本人同士が殺戮を繰り返す未曾有の混乱が起こりました。この混乱を鎮めるためにサンパウロ新聞は創刊されました。以来65年間にわたり、ブラジルに住む日本人及び日系人の耳目となり、日系社会の木鐸としての役目を貫いてきました。地理的に遠く離れたブラジルと日本を近づけ、ブラジル社会に日本人や日本文化を理解してもらうため、両国の架け橋としての役目を果たしてきたと自負しております。先駆移民の人たちが苦労の連続の中で失わず持ち続けた日本人としての誇りを次世代の日系人に伝えていく使命が我々に課せられています。

そして今、我々の新たな目標は、日本や海外に住む人たちにブラジルやブラジルの日系社会を理解してもらうよう情報を発信していくことです。2014年のサッカー・ワールドカップの開催地であり、2016年にはリオデジャネイロで夏季オリンピックの開催が決まっています。「サンバ、サッカー、アマゾン」というステレオタイプの知識ではなく、様々な角度から見たブラジルをこのサイトで紹介して行きたいと考えています。どうぞ、ご愛読ください。

2010年6月7日 サンパウロ新聞社

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