USP日本庭園 棟門完成の上棟式

USP日本庭園 棟門完成の上棟式
上棟式出席者の集合写真

 【既報関連】ブラジル・ニッポン移住者協会(杓田美代子会長)は5日正午から、ブラジル日本移民110周年記念事業として修復を進めているサンパウロ(聖)総合大学(以下、USP)構内にある日本庭園に建設する棟門の上棟式(じょうとうしき)を執り行った。この棟門はヴァルジェン・グランデ・パウリスタ在住のコチア青年有志から寄贈されたもの。神主は、コチア青年の藤井剛三さんが務めた。同式には在聖日本国総領事の野口泰総領事、サンパウロ大学都市長のエルメス・ファゼル・ダ・ジャン氏らも出席し、華やかなものとなった。

 開会式では、杓田会長より「日本移民110周年に向けて、昨年の6月から修復作業を進めてきました。その中で、棟門はヴァルジェン・グランデ・パウリスタのコチア青年の有志の方々に支援していただき、完成に至りました」と謝辞を述べた。続けて、「日本庭園は日本文化の象徴。後世に至るまでこれからも守っていけるように、頑張ります」という熱のこもったあいさつから始まった。また、同庭園の整備に携わっていた庭師の吉田欣司(きんじ)さんが3月30日に急逝したことを受け、追悼の言葉を述べた。関係者が見守る中、藤井さんが読経し棟門の無事を祈願し、粛々と式は進められた。

 式後は軽食を取りながら、参加者は6月に竣工予定の同庭園を眺め、完成に期待を寄せた。

 コチア青年で棟門の建立に携わった西川忠雄さん(80、新潟)は「今から60年前にブラジルへ移住したが、皆独立して本当に立派になった」と感慨深そうにし、「USPの日本庭園は、日系社会のシンボルとして残していきたい」と熱い思いを語った。

2018年4月13日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password